バンコクで働くITエンジニアのhogehoge

ITエンジニアとしての現地採用に関する情報や日常を気が向いたら更新します。

第4回ニコ技深セン観察会レポート

第4回のニコ技深セン観察会に参加してきました。

なんか行ったらワクワクする事に出会えそう!
という完全なミーハー心で参加した、メイカーでもなければハードウェアに関する知識もほとんどない私による小並なレポートです。

ちなみに、深センがなぜアツいのか・どうアツいのかについては
このツアーの主催者である高須さんの書籍が出ていて、
kindle版は今月のamazon月替りセール品になっていたりもするので
興味のある方はこのタイミングで購入して読んでみることをオススメします。

www.amazon.co.jp

今回のツアーの概要と他の方のレポートはこちら
深センツアー中の参加者のリアルタイムな声はこちら
私たちが見てきた深センの画像

ちなみに私は仕事の関係で2日目からの参加となりました。
(初日のSeed Studioに行けなかったのが心残りです。。。)
見学させて頂いたのは以下。

ツアー2日め
- Shenzen Open Inovation Lab
- LeMaker
- Makeblock
- JENESIS

ツアー3日め
- Seg Maker
- Hax
 

感じたこと①: スピード感

ハードウェア開発に対してのスピード感を感じました。
深センにはハードウェア開発に必要な全てが揃っている(=エコシステムが出来上がっている)ことも1つの要因であると思います。
でもそれだけでなく、アイディアから製品化までのプロセスが日本よりもっとシンプルかつ合理的な印象を受けました。

また、製品化がハードウェア開発の最終ゴールではなく
第一目標が製品化でありスタート地点、という感覚で開発が行われているように感じました。
まずは製品化して売る、話はそれからだという感じでしょうか。
(参加者のいのうちさんのレポートにもそのあたりのことが書かれています。)

また華強北の電気街には、アクションカムやドローン、スマートウォッチといったものがこれでもかというほどにたくさん売られていて
ここにもスピード感というものを感じました。
中国のコピー文化というのもあるかもしれませんが
あれだけたくさんの類似品(その殆どは粗悪なものではなく、安価かつ高クオリテイなものでした)が既に出回っていることには驚きです。
追従する企業もまた、まずは製品化して売るということを第一に考えているのでしょう。

日本で同じものを製品化しようと思ったらどれ位の時間が必要なんだろうか、
これだけのスピード感をもって製品化出来る企業がどれだけあるのかと考えると、、、
スピード感では到底勝てないように思いますし、今後日本は大丈夫なのか?
同じフィールドで戦い続けていけるんだろうかという気になりました。
(もちろんスピード感のある企業もありますが。)
 

感じたこと②: エコシステムが出来上がっていた

前述の書籍「メイカーズのエコシステム」に書かれている通りなんですが、
このツアーを通して、深センにはメイカーズのためのエコシステムが出来上がっているというのを実感しました。
- 部品の調達(華強北電気街)
- ファッブリックスペース(Shenzen Open Inovation Lab)
- ハードウェアでの起業を支援する企業(HAX)
- 小ロットの受注を受けてくれる工場(JENESIS)
- 深センから生まれたハードウェアスタートアップ企業(LeMaker、Makeblock、Seg Maker)
などなど
※括弧内は今回のツアーで行ったところ

深センにメイカーズのためのエコシステムが出来上がった要因の1つには
人件費が安く電子部品関連の工場が集まっていた事があります。
ただ深センは既に決して物価の安い街ではなくなっていて、
(この辺りに関しては参加者の加藤さんのレポートに詳しく書かれています)
今後これらの工場の中には拠点を他に移すところも出てくるかもしれません。
ですが、このエコシステムはそう簡単になくなるものではないでしょうし、
他の都市がこれ以上に一環して整った環境を用意しようと思ってできるものではないので、
深センにこれだけのエコシステムが出来上がった背景には政府の支援もあります。)
これから先当分の間はメイカーズにとって最適な(最高の)街であり続けるように思います。
むしろもっともっとハードウェアスタートアップやメイカーズ達が集まることで
今以上に刺激的でワクワクする街に発展して欲しいと思います。
そしてそれを楽しみに、また深センを訪れたいなと思いました。
 

意外な収獲: 自分の今後のヒントになった

これは思ってもいない副産物でした。
私は今タイに生活の拠点を移してバンコクでSEとして働いています。
とりあえず今の生活はそれなりに楽しいし、仕事もまぁ順調なんですが
ITエンジニアとして大して旨味のない(と思われる)タイという国で働いて、
5年後10年後の自分はどうなりたいんだろうか?
とりあえずアジアで働いてみてるけど、今後のキャリアは?
みたいな部分に答えが出せずに模索している最中です。
うまく言語化出来るところには至ってないのですが、
今回深センで色々な形でハードウェアに関わる会社やそこで働く人達を見て話を聞いたことが刺激になり
このあたりについて考えるヒントがもらえました。
(これを機に今後このブログの更新もしていこうと思います・・・)
 
 

結果:ワクワク出来た

今まさに現在進行中のメイカーズムーブメントについてや深センについてなど、色々な話が聞けてとても刺激的でしたし、深センがメイカーズにとってどんなに魅力的な街であるかということも理解出来ました。
華強北の電気街にはたくさんの面白いものがありました。
きっとこれからもっともっとたくさんの面白いハードウェアが深センから生まれてくるんだろうなと思わせてくれる空気がありました。

私は新しい技術や、それを活用したプロダクトを見ては
これからの世界はどうなるんだろう~と考えてワクワクするのが好きで、
何か1つでもそんなワクワクに出会えたらいいなと思って今回のツアーに参加した訳なんですが、
結果としては何か1つどころか、深センという街全体が私をワクワクさせてくれました。
本当に行って良かったと思っていますし、次回以降も参加して 深センという街がどんな変化をしていくのか見てみたいという気になりました。
 

深センとみなさんに感謝!

様々な準備や手配などをして私達に深センを見せてくれた高須さん、本当にありがとうございました。
主催者としてツアー中も何かと気を配ったりなど大変な事もあったと思うのですが、
そんなことは微塵も感じさせないどころか常に楽しそうで
高須さん自身が参加者の誰よりも深センが好きなんだというのが伝わってきました。

ツアー参加者のみなさんもありがとうございました。
移動中やご飯の時など、参考になるお話や興味深い話などが聞けて勉強になりました。
このツアー中を刺激的かつ楽しく過ごせたのはみなさんのおかげです。

深セン、絶対にまた行こうと思っています。
次回の候補はメイカーフェア深セン
期待を裏切ることなく、また私をワクワクさせてくれることを楽しみにしています。